2021年6月のGoogleUpdateで流入(セッション)が約2倍になったときにやった施策
2021-08-15
数千ページある動的サイトのSEOをがんばったら流入が約2倍になったので、やったことをまとめておく。
実施したことについての理由と実施方法
直接的にどれが大きく影響したのかはわからないが、下記を実施した。
- パラメーターページのcanonical設定
- 価値のないページのnoindex設定
- 1ページあたりのコンテンツ量を増加
- ページ速度の改善
- 重複タイトルでのアクセス可能な状態を不可に変更
- 内部リンクの充実
パラメーターページのcanonical設定
ページ数やソート条件などのパラメーターでコンテンツを出しわけするページがあったが、サーチコンソール上で重複ページ扱いになっていた。
なのでパラメーター付きのページには、パラメーターなしのページをcanonicalとして設定。
価値のないページのnoindex設定
サーチコンソール上で「クロール済み - インデックス未登録」となっていたページで、明らかに価値のないと判断できるページがあったので、そちらに対してnoindexを設定。
1ページあたりのコンテンツ量を増加
1ページあたりのコンテンツ量が競合と比べて少なかったことと、単純にコンテンツ量を増加させるために、カテゴリページの1ページあたりのコンテンツ量を増加させた。
ページ速度の改善
カテゴリページのコンテンツはアクセス毎にSQLを叩いて動的に取得していた。ただ、ソースコード及びログを見ていると
- SQLが複数回叩かれている、いわゆるN+1状態となっていた
- SQLにインデックスが貼られていなかった
という状況が確認できた。
なので、上記を解消するようにソースコードを変更し、インデックスを付与。カテゴリページの速度を改善。
重複タイトルでのアクセス可能な状態を不可に変更
内部的な部分で、本来404を返すべきURLに対して、アクセスできてしまう状態が発生していた。
そのため、同一タイトルのURLが複数生成され、タイトルが重複してしまっていた。
この状態を解消し404を返すべきURLに対し404を返すように修正、タイトルの重複を解消。
内部リンクの充実
詳細ページにおいて、デスクトップ及びPCで別ページにアクセスできる導線が少なすぎたため、内部リンクが少なく回遊性が低い状態だった。
これを解消するために、
- 1階層までのカテゴリリンク表示 → 2階層までのカテゴリリンク表示
- 別の関連詳細ページへのリンクを3箇所に設置
参考
ユーザー投稿型サイトのSEO対策
その他の参考サイトは忘れてしまった